真空管ステレオアンプ ( エレキット TU-894) 

ppc2006-09-05

エレキット(嘉穂無線?)製の自作真空管ステレオミニアンプTU-894で久々に音を聴いてみた。http://www.elekit.co.jp/index.php
この真空管アンプは平成元年ころかな?に自作したもの。
自作キットの価格は確か、19800円だったと思う。
真空管は 6BM8というもので、ソビエト製の球がついている。
時々使うんだけど、5年くらい前に使っていたら雑音がひどくなってお蔵入りしていた。
最近、音楽に造詣の深いK先生と付き合ううちに、また真空管サウンドを聴いてみたくなって修理することにした。修理前に音出ししたら、雑音がなくなっていた。
不思議だ。
最近部屋を変えたので、電源が雑音源だったかもしれない。

この真空管は1本1500円-3000円程度だが、品薄傾向。
この真空管は優秀で電圧増幅と電力増幅のどちらも行う。
電圧増幅は3極管で、電力増幅は5極管で行う。この両者が1本のガラスチューブの中に入っている複合管です。
有名な300Bに比べるととても小さく複雑で足も多い。
性能は定格出力が0.7W+0.7Wと非力なわりに、消費電力は100V 20Wと大めし食らい。周波数特性: 100〜20000Hz(−3dB)。
なんか、出力が小さいわりに、音圧が強くて長く聴いていると疲れる。
他の高い真空管アンプも長く聴くと疲れるんだろうか?それとも安物だから疲れるんだろうか? 超3極管接続したら、疲れなくなるのかな?
http://www.mizunaga.jp/ctkit.html
夜、真空管は輝き発熱するので、気温の低い秋、冬にはとても相性がいい。
チョットしあわせ。