TA2020デジタルアンプキット SP版モディファイ比較

ppc2007-05-12

カマデン TA2020デジタルアンプキット スペシャル版のキット付属部品を換装したりして3種類のモディファイヴァージョンを作った。

Ver.1はキットのオリジナル部品で組んだ。電源とアンプ基盤のデカプリングコンデンサは、型番不明のニチコンの4800uF x 2。電源はデンセイ・ラムダ VS30C-12(12V/30W)。音はそこそこきれいでOKだけど、他のバージョンより浅い感じで寂しい。

Ver.2は電源とアンプ基盤のデカプリングコンデンサに、ニチコン muse KZ 1000uF 25Vx9本+MKH積層フィルムコンデンサシーメンス)1.5μF100Vを採用。入力カップリングコンデンサはサンヨーOSコン。入力抵抗はVishay VSR金属箔抵抗。電源はデンセイ・ラムダ VS50B-12 (12V/50W)。
原音に忠実度が一番強いバージョン。MUSEOScon系。低音もそこそこ出てるみたい。
疲れない。現在これがメイン。
入力コンデンサOSconよりフィルムコンデンサの方が良いような感あり。機会があればASCの2.2uFのフィルムコンデンサーに換装したい。


Ver.3は電源とアンプ基盤のデカプリングコンデンサは、ブラックゲート4800μF位x2。
入力カップリングコンデンサはフランス製のSolen FastCap 2.2μF。入力抵抗はα。
電源はデンセイ・ラムダ VS50B-12 (12V/50W)。
DCオフセットの調節回路もつけた。
誘惑に負けて採用したデカプリングのブラックゲートがくどいかな?
もう少しエイジングしてフォローしたいが、ネットのオーディオ通の記事ではBGよりMuseの方が好まれているみたい。通の感性が理解できる。BGをMuseに変更したい。
換えるなら、
リップル含有率2−3%にするためにコンデンサー容量を20000μFにしたい。
ニチコン muse KZ 1000uF=\340, 20x 340=6,800
リップル含有率
5%=9835μF、3%=16392μF
2.7%=18214μF
2.5%=19671μF
2.4%=20490μF
2%=24588μF
これだと、電源がVS50B-12【50B 50x25x195mm(\2980)】では、対応できないので、VS75B-12,VS100B-12,VS150B-12に変更の要あり。これらならデカップリングコンデンサー 3万μFまでOKだ。
【50B 50x25x195mm(\2980)カップリングコンデンサー 1万μFまで】
75B 50x32x222mm(\3980)カップリングコンデンサー 3万μFまで
100B 62x32x222mm(\4880)カップリングコンデンサー 3万μFまで
150B 75x36x222mm(\6880)カップリングコンデンサー 3万μFまで
大きなケースに入れ替えることになるな。

スピーカのALR Jordan Entry Siがエージングで良くなったのかMuseでも低音が出だした。エージングって必要なんだなと思う。