Hewlett Packard, Waltham Mass, USA, Rappaport-Sprague Stethoscopeのメンテが完了した。

ppc2006-04-12

懐かしい。と同時にリットマンに替えた理由も思い出す。
これの欠点は3つあった。
その1:プラスチックのベルがよく割れる。大事に持って歩いていても、よく割れた。で、交換用ベルを発注するんだけど高い。急患がくると割れる>替えベル>高い>維持費かかり過ぎ。
その2:短い。全長50cmは血圧を測るのも大変。ベッドサイドでの聴診も大変。
その3:重く大きい、ポケットに入らん。短すぎて首に掛けれん。利便性に欠ける。
だった。
今回、ゴム管60cmのメンテナンスキット、イアピース、ダイアフラム(15,120円)でメンテしてみた。
まず、Hewlett PackardからPhilipsに替わったためかどうかは知らないが、ベルとダイアフラムのプラ部分が透明から黒に替わった。そして強度が増している。これなら少々のことでベルは割れないだろう。イアピースも耳にやさしく改良されていて嬉しい。
メンテ後のラパポートは全長80cmと未体験の長さ。使いながら様子見て短くしていこうと思う。こんなに長いのにリットマンより雑音はよく拾ってくれる。やっぱり名器じゃのう。ストラディヴァリウスなみ。
バネはHewlett PackardPhilipsで取り付け方法が違うため交換できない。HPはバネを耳管に溶接してある。残念だったけど、この方がしっかりしていて正解かもしれない。
大きく重いのはなんともできなかった。
ポッケは諦めて、首に引っ掛けるしかない。この負担が、今後、肉体的にどれぐらい効いてくるか?メンテ後で気分的に盛り上がっているので耐えれそうな気もするが,今後の経過観察を要する。とりあえずメンテキットの在庫がなくなった時用にゴム管のサイズを計測しておいた。外径10mm内径4mm。東急ハンズくらいで入手するのかなぁ?

参考:
HP, Rappaport: 長さ51cm(ゴム管31cm), (短すぎ、重すぎ)
HP, Rappaport:65cm(45cm)254g, 80cm(60cm)
Littmann, Master Cardiology 69cm 185g
Littmann, Classic II, 71cm 125g(長さ、重さ満足)
WelchAllyn Tycos ELITE64cm 220g
65cmは短すぎるだろうか?知りたいな。
とりあず71cmで125gならOK.

ブライトスマイル
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