昨日の外来中いきなり聴診器のイヤピースが裂けた。聴診器なんて一生モンと思っていたけど、10年くらいでメンテは要るみたい。

ppc2006-04-11

とりあえず現行のリットマンクラシックII(SE無し:購入時SEは未販売)のイヤーピースを明日には入手できそう。学会でタマタマ聴診器のウインドウショッピングをつい最近したところだったが、もうすっかり忘れて物欲も消失していた。ところが、これをきっかけに真剣に聴診器をググルってしまった。
購入するなら、
1)Littmann
Master Cardiology ブラック & ブラックプレート実売価格 36,000円
チェストピースとイアーチューブが黒色プレート製です。◆サスペンデット・ダイヤフラムの採用で持ち替えずに低・高周波音を連続聴診。◆小児用アダプター付属◆ソフトシーリング・イアチップが音漏れ、雑音を遮断します。全長69cm ダイヤフラム径50mm 総重量185g
2)WelchAllyn
WelchAllyn Tycos Stethoscope The Harvy Elite(WelchAllyn Tycos ELITE) 実売 22,000円 チューフ4色 ;(Navy Blue) (Black) (Forest Green)バーガンディー(Burgundy)
◆耳金具の角度調整が可能、快適なフィット感を実現。◎ダイヤフラムは2種類。同心円の凸状突起を持ったコルゲート膜は、加圧聴診の診断も確実にできます。
■付属品:イアチップ(4種)、小児用交換キッド
一般用使用時64cm 220g ダイヤフラム径 47mm ベル径 33mm
小児用使用時63cm180g 33mm   28mm

3)ヒューレッドパッカード
◆Rappaport-Sprague聴診器は1925年誕生。80年の伝統と実績は不動。Dr.Spragueと工学技師Rappaportさんの作品。Tubeは1/8インチの天然ゴム。60-400Hzを伝導する。ファーバーグラスのダイアフラムが良いらしい。ヒューレッドパッカード社が製造のRappaport-Sprague(ラパポート・スプラーグ)聴診器は医療専門家のトップに愛用されてきました。企業部門移転によりフィリップス社から販売が続けられていた。ラパポート・スプラーグ聴診器は聴診器のゴールド・スタンダードです。循環器内科などの医師がよく使用している。50年以上も前から愛されている伝統ある聴診器です。以上リサーチ結果の報告。
◆評判は良いのに、2005年9月で製造販売中止。不思議です。やっぱ不人気=悪い性能かな?
◆名器Rappaportの生産中止という事で却って使いたくなってしまう俺って何だろ?分かるかなこの感覚。名器HP社製のRappaportが部屋の隅に放置してあったので何年ぶりかでご対面。もうボロボロ。補修部品が今ならまだゲットできるので急遽購入。間に合ってヨカッター。使うことにした。ゴム管60cmのメンテナンスキット、イアピース、ダイアフラムで15,120円。医療関連用品は高い!参るけど、今日発注で明日病院に届くらしい。高いけど素早いサービスは嬉しい。勤労意欲が5ポイント増した。
明日のBlogでメンテナンス後のHPラパポートを紹介したい。

参考:
HP, Rappaport: 長さ51cm(ゴム管31cm), (短すぎ、重すぎ)
HP, Rappaport:65cm(45cm)254g, 80cm(60cm)
Littmann, Master Cardiology 69cm 185g
Littmann, Classic II, 71cm 125g(長さ、重さ満足)
WelchAllyn Tycos ELITE64cm 220g
64,65cmは短すぎるだろうか?知りたいな。