TA2020で Headphoneを使ってみた。

ppc2008-05-10

TA2020というかBTL出力アンプでは、左右のGrand同士をショートさせてはいけないので、普通のR、L,commonn(GND)の3信号線のヘッドホンを駆動する場合には、トランスを使用した回路を組む必要がある。

反対にBTL出力アンプには手を加えずにヘッドフォンを加工して使うには、ヘッドホンドライバーから左右のGND線を別々に取り出して、それぞれのGNDラインをBTLアンプの左右のマイナス出力にショートさせないで、つなげば良いはずだ。

現行AKGのK414Pに相当するK26Pのヘッドホンは、左右のGRDラインがプラグまで分離している。
プラグのところで左右のGrandをショートさせているんだろう。
そこでプラグをちょん切って、ラインをR,R-Gr,L,L-Grの4本ラインに分離した。
スピーカーラインと同じになった。
これをBTL出力アンプのTA2020のスピーカー端子に、
可変抵抗をかまして結線してみた。
抵抗値は250オームから5Kオームが適当と思う。スピーカー出力では気にならなかったが、BTL出力ヘッドホンでは250オーム以下だと盛大な雑音が出るし、音量もでか過ぎる。
スピーカー出力端子にも雑音対策として250オームくらい入れると良いかもしれない。
使用中のスピーカーより、このAKGのヘッドフォンのインピーダンスは大きいし、AKGは丈夫だしで、BTL出力ヘッドホンでつかえそう。
とても良い音だ。
BTL出力対応ヘッドホンの評価は世間ではどうなっているんだろう?
とりあえず、凄い!メチャ良い音だ。


違うヘッドフォンの時には、ドライバのインピーダンスを参考にして、慎重に抵抗を入れないと痛い目に逢うかもしれん。
普通に2KΩ 1/2W位をかますと良いと思う。
よく分からんだけに不安だが後には引きかえせないな。音が良すぎる!
もったいないけど高級ヘッドフォンを改良してトライしてみたい。


AKG:K414P スペック
密閉型 オーバーヘッド
再生周波数帯域 12Hz〜28kHz インピーダンス 32 Ω
音圧感度 110 db ドライバ口径 不明 
プラグ形状 ミニプラグ 折りたたみ式 コード長 1.5 m 重量 73 g



ALR Jordan EntrySiインピーダンス



SANSUI ST-45トランス
http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/lib1/sansui.htm
http://www.hashimoto-trans.co.jp/frame/sansuitr.html

リード色別
1次側
1白 2赤 3緑
2次側
4白 5緑

インピーダンス
1次 600Ω 2次 10Ω
直流抵抗
1次 34Ω 2次 0.68Ω
0.2W
(W D H)16.5x 34x 15.5 Wt13g

東栄トランス
http://www1.tcn-catv.ne.jp/toei-trans7arc-net/6o-dhiotoransu.htm
T-600
マッチングインターピース1次600Ω 2次8Ω
1.5W
(W D H)60x 34x 38
L43 a50 φ3×5 Wt170g
\735