聴診器が欲しい。

ppc2006-03-28

2006年3月26日(日)に名古屋の循環器学会総会に参加する。
八神さんのブースで)Littmannの聴診器が展示されていて、いろいろ観せてもらった。使っている聴診器はもう18年以上前のLittmann。写真のベル部分のスリーブをおみやげに戴いた。このパーツのスチレンが劣化して気になっていたから有難い。
聴診器をよく使う循環器だけど他科の医者よりも古くて性能の悪い聴診器を使っている。
替えパーツをくれた親切な営業マンさんが、今ならお安くしますよと勧めるので、思い切って買っちゃおうかなモードになった。
で、欲しかった順に聴診器の製品を紹介する。すべてLittmann製
1.エレクトロニック ステソスコープ4100
電子聴診器 ブラック 69cm/220g \97,650
2.マスターカーディオロジー
プレート製/96g 50mm ステンレス製/90g 50mm 69cm \60,000 銀 \55,000
3.カーディオロジー S.T.C
ステンレス・Pelathane製/93g54mm 69cm ¥45,000
4.マスタークラシックII
合金製/82g43mm69cm \19,000
5.ライトウェイト II S.E.
プラスチック製/51g 54mm 71cm ¥10,800
もって歩けるのは1本だから、1本しか選択できない。
で、1番の電子聴診器を選択。理由は、心拍数まで計ってくれるから超便利。
患者一人の心拍数の計測に1.5から2分はかかる。30-40人の外来をこなすとすると、
1-1.5時間くらい外来時間を短縮できる。
いつも6時頃終わる外来が5時には終われる訳。
でも値段聞いたら約10万円。高過ぎ。購入断念せざるをえず。
公立病院の貧乏医者には経費も無いし、給料は極貧。他の病院だったら、経費で買えるだろうし、給料も良いだろうし、心拍数くらい診察前にパラメヂィックが計ってくれるだろうし。またあしたの外来で患者さんから待たせるな!とかあんたの外来は時間を守らん!とか苦情がでるけど、文句言うなら"あんたこれ買ってくれよ"と言いたい。