いたいクリスマスイブ

本日24日の夜はクリスマスイブ。
看護士さん達のお話が聞こえてきます。
いたいクリスマスイブらしい。
研修医Sちゃんが
今日中に論文をまとめないといけないんですぅーー。って
やっぱり、いたいクリスマスイブらしい。

本日はなぜか忙しい。
数年前のクリスマスイブの日も忙しくて、夜遅くなったことがあった。
クリスマスイブの夜遅くに、帰り支度しようと医局に寄ったら、
となりの席の外科医が論文を書いていた。
帰り際の定例の雑談になりそうだったんだけど、
いきなり、ゆず食うか?と言われた。
ゆずか?食えるのか?
比較的立派で大きいゆずが沢山机の上にのっていました。
患者さんから頂いたという。それにしても大きくて多い。
このトッポイ外科医は、この立派で大きい
ゆずの皮をすばやく剥いて、
中の実を2つに割って、口の中に放りこんだ。
ふた口で一個のゆずを食う。
一見みかんみたいでうまそう。
ゆず食っても死なんのか?大丈夫か?下痢せんか?と問う。
わからん、腹が減ってるが他に食うもんがない。
ゆず食うか?とまた話しかけてくる。
うまいかと問う。
食ったらわかる。とまたすばやく剥いてうまそうに食った。
。。。

一個くれ。。。
結局、2つ食した。
ゆずの実は、食えん植物ではないが、
それ以降、ゆずの実を食したことはない。


帰り際に、ゆず食うようになったら人間しまいだなと
意味不明の言葉を残して俺は帰宅した。
きっと、軽いカルチャーショックを受けたんだと思う。
いたいクリスマスイブだった。